2019年3月8日放送

旧三田屋活用方針 検討に係る地元懇談会

中央通りにある旧三田屋の活用方針などについて意見を交換しようと、先月開かれた地元懇談会の模様が届きましたのでお伝えします。遠野市では、旧三田屋の活用方針案をまとめようと、去年8月から12月までの月1回のペースで、地元自治会や商店街の代表者などと検討を重ねてきました。そしてこのほど、その活用方針案の素案がまとまったことから、地元、遠野町第5区の住民にその素案を説明するとともに意見などを聞こうと、地元懇談会が開かれました。住民など16人が出席した懇談会では、商店街組合事務所や貸しスペースといった「活用案」、フリーマーケット、学生と交流を図る三田屋オフキャンパスの実施などの「イベント案」、また、かまどの修復や中庭を復元するといった「施設整備案」などどれも取り組みがしやすい活用方針案が示されたということです。出席者たちからは、「素晴らしい計画なのでぜひ実現してほしい」、「三田屋を遠野町家として復元できれば、それを実際に見学できる場所として、博物館などと連携できればいい」といった意見が出されたということです。なお、今後、市では、財源などの問題から整備に着手するには時間がかかるということですが、今回の素案を軸にして具体的な検討に入り、中心市街地の活性化に繋げる施設として再生させたいとしています。

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