2019年3月7日放送

地域づくり推進大会

市内11地区の地域づくりの取り組みについて発表する地域づくり推進大会が、おととい(5日・火曜日)あえりあ遠野で開かれました。この大会は、各地区の地域づくりの取り組みを聞くことで、自分の地域を見直すとともに今後の地域運営のあり方について考えようと、遠野市ふるさとづくり市民会議が開きました。この日は、市内11地区の地区センター職員や地域づくり連絡協議会などおよそ150人が参加しました。初めに、一関市で市民活動の支援などに携わっているいちのせき市民活動センターの小野寺浩樹センター長が、「持続可能な地域コミュニティのために」と題して講演しました。このほか、「事業を進めることよりも地域住民の理解を促して、地域づくりへの参加を求めていくことの方が大事」と多くの人が参加することで新しい担い手の確保にもつながると話していました。続いて、地区ごとに地域の課題解決に向けた事業や、文化財や特産品など各地区の特色を生かした今年度の地域づくりの取り組みについて発表しました。この後、会場内に設けられた地区ごとのブースで、それぞれの取り組みに対する詳しい説明がありました。各ブースには、これまでの取り組みに関するポスターや小物などが展示され、参加した人たちは、その地域ならではの取り組みについて熱心に話を聞き、これからの地域づくりの参考にしている様子でした。なお、各地区の取り組みをまとめたポスターは、あす(8日・金曜日)から15日(金曜日)までとぴあ庁舎に展示されるということです。

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