2019年3月1日放送

遠野市葉たばこ生産改善共進会 表彰

遠野市葉たばこ生産改善共進会の表彰式がおととい(2月27日・水曜日)、あえりあ遠野で行われました。この表彰式は、遠野市の葉たばこの生産振興にとって、功績・業績が顕著で他の模範となる団体や個人を表彰し、葉たばこ生産の機運を高めていこうと、毎年この時期に行われています。この日は、市内の葉たばこ生産者などおよそ90人が出席する中、平成30年産葉たばこの販売金額などで上位の成績を収めた団体と個人が表彰されました。この内、市内で10アール当たりの販売額が高額だった代表総代区に贈られる団体総合賞では、4年連続で宮守総代区が優勝し、賞状と優勝旗が贈られました。また、準優勝は、松崎綾織総代区となり、こちらには、賞状と準優勝杯が贈られました。なお、遠野市の葉たばこの販売金額は、10年前の平成21年度には、およそ3億1498万円の実績を挙げていましたが、後継者不足による生産農家と栽培面積の減少が進んだことで、平成30年産の販売金額は、およそ1億863万円となり、平成29年産に比べてもおよそ1200万円減少しています。終わりには、遠野市の基幹産業である葉たばこ生産の機運を高めようと「栽培農家の確保を図り安定産地を築こう」など4つのスローガンの唱和も行われました。出席者たちは、今月中旬頃から行われる葉たばこの種まきや来月下旬からの植え付けなど、これから本格的に始まる葉たばこの生産に向けて意欲を高めていました。

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