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2019年2月28日放送

第２０回遠野町家のひなまつり ひなめぐり〜祖の弐〜

きのうからシリーズで遠野町家のひなまつりのお店を紹介しています。きょうは、ひなめぐり其の二です。中央通りの八百源では３ｍ程のみずきの木に飾られたおよそ３００体の「みずきびな」などを見ることができます。１回目から欠かさず参加している八百源の菊池恵子さんですが、古いひな人形を持っていないため初めは、参加してもいいのか少し心配だったということです。そこで、初めのうちは１５０年程前の慶応後期頃の刺し子の火消し半纏や手袋、そして、娘が生まれたときに買ったひな人形を展示していました。その後、つるし飾りの名所静岡県の稲取に行った人の「みずきの木につるし雛を飾って、『みずきびな』というのを遠野で作ってみないか」という提案に興味を持ち、人形を作り始めました。みずきの木を鮮やかに彩る人形。中でも、カッパなど遠野ならではのものは市外からのお客に人気で、声をかけられることも多いそうです。みずきびなのほかにも、附馬牛人形や地域の人が作った雛飾りを飾っている店内。これからも、遠野らしさいっぱいのおもてなしで訪れた人を和ませます。なお、遠野町家のひなまつりは、来週日曜日（３日）まで開催されています。

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