2019年2月27日放送

遠野住田IC〜遠野IC間開通 交通安全講習

来月に東北横断自動車道釜石秋田線、遠野住田ICから遠野IC間が開通するのを前に、おととい(25日、月曜日)、自動車専用道路上での交通事故防止に向けた交通安全講習が開かれました。いよいよ3月3日日曜日に東北横断自動車道釜石秋田線、遠野住田ICから遠野IC間の11キロメートルが開通します。この交通安全講習は、開通を控えた自動車専用道路を安全に利用してもらうため、市民に走行中の注意点などを説明し交通事故防止に役立ててもらおうと、遠野警察署が開きました。この日は、市内の交通安全協会や交通安全母の会の会員など20人が、岩手県警察本部の高速道路交通警察隊の隊員から自動車専用道路で万が一、逆走してしまった場合の対処方法などの講習を受けました。高速道路の維持・管理をするNEXCO東日本によりますと、全国の高速道路での逆走事案は、2日に1回のペースで発生しているとしています。そのことから講習では、万が一、逆走をしてしまった場合、周囲を確認したうえでハザードランプを点灯し、安全な場所に停止、避難をして、速やかに110番通報をするなど説明がされていました。また、講習では、車両の故障や何らかのアクシデントが発生した場合に後続車に異常を知らせる発煙筒の着火体験も行われました。この後、遠野運動公園に場所を移して、自動ブレーキが搭載された安全サポートカーの試乗体験教室も開かれました。参加者たちは、万が一、ブレーキとアクセルを踏み間違えたとしても、障害物の前で自動にブレーキがかかり停止する安全性能に驚いていました。この日、参加した人たちは、自動車専用道路を走行している時の注意点や安全サポートカーの試乗体験などを通じて、交通安全への意識を高めた様子でした。

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