2019年2月26日放送

3月遠野市議会定例会開会

3月遠野市議会定例会がきょう(26日・火曜日)開会し、新年度の遠野市一般会計予算案など、30の議案が提出されました。市議会では初めに、会期を3月15日・金曜日までの18日間にすることが決まりました。続いて、本田市長が、施政方針を述べ、合併から13年が経過し、人口はおよそ13%減少した現状に触れながら、前例にとらわれない大胆な政策転換も視野に入れ、行政のスリム化を推進し、効率的な行政運営に向けて、メスを入れていかなければならない時期に来ていると話しました。また、中浜教育長が、平成31年度の教育行政推進の基本方針を述べました。このなかで、変化の激しいこれからの社会を生きていくための「生きる力」を育むため、「ふるさと教育の推進」「生涯学習の推進」「社会教育の充実」「ふるさとの文化の継承・創造」を基本方針として取り組んでいきたいと述べました。このあと、飛内副市長が、市が提出する30の議案について説明しました。このうち、今年度・平成30年度の一般会計補正予算案については、歳入歳出からそれぞれ3億1166万円5000円減額し、予算総額を184億3804万5000円としています。主な内容は、消費税引き上げ対策として実施しようとする「プレミアム付商品券事業費」の計上や、市内小中学校への空調設備設置にかかる経費など、国の補正予算に伴う事業費を計上するなどとしています。また、来年度・平成31年度の一般会計予算案については、「地域の活力で未来へつなげる予算」と位置付け、予算総額を179億9000万円としています。「健康づくり」「子育て支援」「地域づくり」の3つを重点施策とした、新規18事業を加えた364事業の編成内容となっていて、「健康づくり」には10事業・およそ2億7000万円、「子育て支援」には27事業・およそ21億2000万円、「地域づくり」には11事業・およそ8億2000万円としています。3月市議会定例会は、3月4日と5日に10人の議員による一般質問、6日から予算等審査特別委員会。8日に本会議が開かれ、今年度の市の一般会計補正予算などについて採決されることになります。その後、予算等審査特別委員会、そして最終日の15日に本会議が開かれ、新年度の当初予算などの採決が行われることになっています。

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