2019年2月25日放送

遠野物語ファンタジー公演終わる

遠野物語ファンタジーのことしの公演がきのう(24日・日曜日)で終わり、市民手づくりの舞台に観客から盛大な拍手が送られました。44回目となったことしの遠野物語ファンタジーは、青笹町が舞台になった物語「天人子〜まごころの贈り物〜」です。物語のあらすじは、神聖な場所とされていた六角牛山の麓、青笹村にある巫女石池に天人子・青華が天より降りてきますが、大切な羽衣をなくして帰れなくなってしまいます。天へ帰るために懸命な青華の姿と、一方、村の掟を破って羽衣を持ち帰ってしまった村人・惣助の揺れ動く心模様も描かれています。ことしは、3回の公演で去年をおよそ200人上回り、のべ1514人の観衆が物語の行方を見守りました。舞台では、地元の青笹しし踊りやバレエスタジオの登場に加え、中学生・高校生が参加するファンタジー・ミュージック・アンサンブルが生演奏するなど、総勢300人のキャスト・スタッフが舞台の成功を支えました。ラスト・3回目の公演が終わると、舞台裏では、ともに稽古を積み重ねてきたキャストを始め、みんなでやり遂げた喜びを分かち合っていました。

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