2019年2月22日放送

鱒沢スポーツ少年団 解団

鱒沢スポーツ少年団が、39年間の歴史に幕を下ろすこととなり、今週日曜日(17日)解団式が行われました。鱒沢スポーツ少年団は、昭和54年に創立し、これまで、およそ600人の団員が仲間とともに汗を流してきました。一時は、野球だけではなく、バレーボールの部も開設され、平成10年には、全国大会出場という輝かしい成績も収めました。しかし、少子化の影響により、試合に出場できるだけの団員確保ができず、去年4月から、近隣のスポーツ少年団とともに、宮守スポーツクラブ通称「M・S・C」として活動をスタートしました。これまでの思い出を胸に、新たに未来へ羽ばたくための一つの節目として行われたこの日の解団式には、これまで、スポーツ少年団の団員として活動してきた人たちや、指導者など、およそ70人が集まりました。初めに、代表発起人の菊池崇さんがあいさつしました。また、遠野市野球協会の会長で、初代監督を務めた佐々木清美さんが、当時を振り返りました。続いて、これまでの記録を納めた映像が上映され、集まった人たちは、懐かしそうに、これまでの歩みを振り返っていました。乾杯のあとには、スピーチも行われ、各世代の代表が当時の活動を振り返り、思い出を披露していました。集まった人たちは、思い出話に花を咲かせながら、「鱒沢スポーツ少年団」団員としての誇りを胸に、活動の歴史を閉じ、また、新たな未来に向かって気持ちを一つにしていました。

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