2019年2月21日放送

中心市街地活性化協議会総会・検討結果報告会

遠野市中心市街地活性化協議会の総会がきのう(20日・水曜日)あすもあ遠野で開かれ、中心市街地活性化に向けたワーキンググループの協議結果について報告されました。遠野市中心市街地活性化協議会では、市から中心市街地の活性化に関する意見集約の依頼を受け、去年11月にワーキンググループを設置しました。ワーキンググループでは5回の会議を開き、「遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ」など3つのワークショップが市に提案した内容を124の項目に整理し、活性化に向けたアイデアを検討してきました。きのうの総会では、ワーキンググループの協議結果の報告と市への回答について協議されました。ワーキンググループでは、「駅前広場で開かれたイベントを継続し、商売をしたくなるような流れを作ることが大切。そのために池やオブジェなどのあり方を見直してスペースを確保することも必要」などの意見が出たということです。このほか、「観光に特化したスマホアプリの開発などのソフト事業のアイデアも挙げられたので、遠野市観光推進協議会など関係機関に市から提案してほしい」という要望もあったということです。総会後、とぴあ庁舎で報告会が開かれ、協議会の佐々木弘志会長が、「ソフト事業など実現の可能性が高いものについては、早期に着手することが必要だと思われます」と本田市長に報告書を手渡しました。受け取った本田市長は、「報告書をしっかりと受け止め、市民一丸となって一つ一つ問題に取り組みながら、前に進んでいきたい」と中心市街地活性化に向けての取り組みに意欲を示していました。

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