2019年2月18日放送

平成30年度遠野市教育文化振興財団顕賞式 平成30年度遠野市体育協会栄賞表彰式

教育・文化・スポーツなどで功績のあった個人・団体を表彰する今年度の遠野市教育文化振興財団顕賞式が、先週土曜日(16日)行われました。今年度で45回目となった顕賞式では、66個人・24団体が表彰され、今回の最高賞、教育文化特別賞には、神奈川県川崎市の新井卓さんが選ばれました。新井さんは、去年12月、遠野市と姉妹都市のイタリア・サレルノ市で毎年開催されているサレルノ国際映画祭に、附馬牛町を舞台に撮影した作品「映像詩『オシラ鏡』」を出品し、短編部門で最高賞を受賞しています。また、作品を通じて「遠野物語」を国内外に発信し、遠野市の文化や観光の発展に貢献しており、写真や映画などを用いた遠野の魅力発信に今後も期待されています。受賞した新井さんには、遠野市教育文化振興財団の及川増コ理事長から賞状が手渡され、会場から大きな拍手が送られていました。次に、教育文化特別奨励賞には、ホップ和紙研究で活躍している緑峰高校草花研究班や県の空手道大会で優勝するなど優秀な成績を収めた守口和希君、そして、全国大会の準優勝など輝かしい成績を収めた遠野一輪車クラブのSaltoが選ばれ表彰を受けました。この他、教育文化奨励賞の一般の部と児童・生徒の部に64個人・22団体が選ばれています。続いて、遠野市のスポーツ振興に貢献した個人・団体を表彰する今年度の遠野市体育協会栄賞表彰式が行われました。13回目となった今年度、功労賞には、附馬牛町の石直典高さんが選ばれました。石直さんは、20年の長きにわたり遠野市体育協会の役員として市民の健康づくりやスポーツ振興に尽力した他、遠野市テニス協会の会長として県テニス協会と連携し青少年の健全育成にも力を注いでいます。石直さんには、遠野市体育協会の河野好宣会長から表彰状と記念品が手渡されました。この他、栄光賞に6個人・3団体、優秀指導者賞に2個人が選ばれ、表彰されました。全ての表彰のあと、教育文化特別賞を受賞した新井卓さんが受賞者を代表して謝辞を述べました。最後に、活動成果発表では、教育文化奨励賞を受賞した「日本語ボランティアグループぽんご」に通っている人たちが、日本での生活などについて話して聞かせたり歌を歌ったりしながら日頃練習している日本語を披露しました。会場に集まった人たちは、受賞者たちに大きな拍手を送り称えていました。なお、このあとは、教育文化特別賞を受賞した新井卓さんの作品「映像詩『オシラ鏡』」の市民無料試写会も開かれていました。

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