2019年2月14日放送

健康福祉の里運営審議会

遠野健康福祉の里の運営審議会が、きのう(12日・火曜日)松崎町の遠野健康福祉の里で開かれ、来年度の運営方針などについて審議されました。この運営審議会は、健康福祉の里の福祉と健康づくりの施策に関する事項について調査・審議をする市の諮問機関で保健や医療などに関する団体・機関の25人が委員を務めています。この日は22人の委員が出席し、初めに今年度の事業経過について報告されました。このうち、今年度から取り組まれている健康づくり人材育成事業について、身近な人に健康づくりの大切さなどを伝える「健幸アンバサダー」は154人、健康づくりのメニューなどを紹介する「健幸コンシェルジュ」は26人認定されたということです。また、各地区センターを拠点にウォーキングイベントを開催し、作成した、地区ごとのウォーキングマップが間もなく完成する予定となっています。続いて、来年度の健康福祉の里と遠野市包括支援センターの運営方針案など6つの案について審議され、全て原案の通り承認されました。このうち、来年度の事業について遠野市では、釜石市・大槌町と合同で「仮称釜石・遠野地域成年後見センター」を設置し、障がい者・高齢者が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう支援するとともに、権利擁護を図るということです。また、産後うつや新生児への虐待を防止するため、産後健康診査に係る費用を助成し、産後ケアに取り組んでいくということです。健康福祉の里では、審議会で出た意見を参考にしながら、来年度の計画実施に向けて取り組んでいくということです。

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