2019年2月11日放送

遠野市婦人団体協議会合併10周年記念式典 遠野市赤十字奉仕団結成30周年記念式典

平成28年度に合併10周年を迎えた遠野市地域婦人団体協議会と、今年度、結成30周年を迎えた遠野市赤十字奉仕団、合同の記念式典が、先週金曜日(8日)、あえりあ遠野で行われました。遠野市地域婦人団体協議会は、平成17年10月の旧遠野市と旧宮守村の合併に伴い、翌、平成18年4月に旧遠野市地域婦人団体協議会に旧宮守村地域婦人団体協議会が編入され、平成28年度に合併10周年を迎えました。また、遠野市地域婦人団体協議会と表裏一体で取り組んでいる遠野市赤十字奉仕団は、赤十字の精神に基づき、国内外の災害支援やボランティア活動を通じて、共に支えあう住みよい地域社会を目指していこうと、昭和63年3月に結成され、今年度で結成30周年を迎えました。両団体は、これまで遠野市が目指す「永遠の日本のふるさと遠野」の具現化に向けた推進力として、平成28年の希望郷いわて国体でのおもてなしや、平成23年に発生した東日本大震災以後、毎年、沿岸被災地で炊き出しを実施するなど、女性の力で地域を支える活動を積極的に展開しています。先週金曜日(8日)に行われた記念式典では、会員などおよそ110人が出席する中、海老糸子会長が「これまで命と暮らしを女性の力で支えあう活動が多くの地域のみなさんの評価を受けてきました。会員の高齢化もありますが、次の世代へと引き継いでいくためにも、今後もみなさんのご支援とご指導をお願いします。」とあいさつしました。この後、表彰に入り、合併前の平成9年度から合併後の平成19年度まで遠野市地域婦人団体協議会長を務めた多田静子さんと、平成20年度から平成24年度まで同じく会長を務めた菊池清子さんの2人に、会の発展に多大な貢献をしてきたとして、海老会長からそれぞれ感謝状と記念品が贈られました。続いて、遠野市地域婦人団体協議会に加盟する、市内7つの町の婦人団体にも感謝状が贈られました。また、日本赤十字社表彰も合わせて行われ、奉仕団員として20年以上活動してきた海老糸子さんと似田貝美喜子さんの2人に金色有功章が、15年以上活動してきた綱木聖子さんに銀色有功章が、日本赤十字社岩手県支部の佐々木和延事務局長から贈られました。ほかにも奉仕団員として8年以上活動してきた5人には、感謝状が贈られています。この日、記念式典に出席した会員たちは、両団体のこれまでの歩みを振り返るとともに、今後の未来に向けてさらに発展させていく決意を新たにした様子でした。

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