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2019年2月1日放送

菊池市・西米良村への遠野市民交流団報告会

去年１２月に遠野市の友好都市である熊本県菊池市と宮崎県西米良村を訪れた市民交流団の報告会がきのう（１月３１日・木曜日）、とぴあ庁舎で開かれました。遠野市民交流団による菊池市と西米良村への訪問は、それぞれの歴史や文化、自然に触れながら、交流を深めることにより視野を広げ、郷土「遠野」を見つめ直す機会にしようと、平成１１年度から実施されています。２０回目となる今回は、遠野市区長連絡協議会などから参加した市民９人が去年１２月６日から９日までの３泊４日の日程で、菊池市と西米良村を訪問しました。きのうの報告会では、団員をはじめ、市や関係団体の代表者が集まる中、はじめに市民交流団の佐々木悦雄団長が「団員一人一人がしっかりと役目を務め、有意義に交流を深めてきました」とあいさつしました。続いて随行した職員がスライドを使いながら、平成２８年の熊本地震での被災後、およそ２年振りに立ち入りが再開となった菊池渓谷の視察や、菊池市と西米良村の人たちとの交流の様子を報告しました。この後、団員一人一人が今回の訪問を通して感じてきたことや成果などを発表しました。ほかにも団員からは、「次回訪問する時はテーマを設けていけば活発な交流になるのでは」といった感想も出されていました。団員によるそれぞれの思いが詰まった発表を聞いた本田市長は、「交流団での経験を元に今後の遠野のまちづくりへのご指導をお願いします」と労いの言葉を掛けていました。なお、今月の２３日から２５日まで、今度は菊池市からの交流団が遠野市を訪れ、遠野物語ファンタジーの鑑賞や陸前高田市の復興状況の視察などで市民との交流を深める予定です。

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