2019年1月29日放送

平成30年度校内プロジェクト発表会

緑峰高校の校内プロジェクト発表会が、きのう(28日・月曜日)市民センターで開かれました。この発表会は、生産技術科と情報処理科の生徒が、研究活動の成果を発表してお互いの実績を検討するとともに、問題点について科学的・主体的に解決できる能力を養おうと毎年開かれています。きのうは、緑峰高校の生徒のほか市内の中学生などおよそ230人が集まる中、7つの発表が行われました。このうち、岩手県学校農業クラブ連盟大会の校内予選も兼ねている生産技術科2年生4グループは、和牛と白米を使ったメニューの開発や、ホップの毬花を食材にするための研究などについて堂々と発表をしていました。また、情報処理科はホップ和紙を活用した商品開発として、それぞれが考えた商品の特徴やターゲットなどについて発表しました。このほか、去年日本学校農業クラブ全国大会で優秀賞を受賞した草花研究班の3年生が模範発表をすると、1・2年生は話し方や映像の出し方など参考にしようと真剣な表情で聞き入っていました。発表を聞いた本田市長は、「市民一丸となって取り組めば、遠野の地域資源を生かしたさまざまな活力を生み出すことができると教えていただいた」と講評し、生徒たちの豊かな発想とこれからの可能性に期待している様子でした。

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