2019年1月28日放送

ふるさと遠野 音楽祭

ふるさと遠野音楽祭がきのう(27日、日曜日)、市民センターで行われ、遠野市内の中学生たちがおよそ1年かけて創り上げた作品、「ふるさと遠野共創曲」が披露されました。ふるさと遠野音楽祭は、スポーツや学習とも違う「音楽」の分野で遠野を盛り上げようと、遠野みらい創りカレッジと東日本大震災をきっかけに音楽を通じた社会貢献を続ける学生中心の団体、「MotherEarthProject」が主催しました。この音楽祭での最大の注目は、遠野中学校の吹奏楽部、遠野東中学校の1年生、遠野西中学校の特設合唱部のおよそ80人による「ふるさと遠野共創曲」のお披露目です。「ふるさと遠野共創曲」は、MotherEarthProjectのメンバー協力のもと、中学生たちが感じた遠野のイメージをメロディー、歌詞、そして身体で表現し、それらをモチーフとしておよそ1年かけて創り上げられた作品となっています。3部構成で開催された音楽祭では、その最後に「ふるさと遠野共創曲」が披露されました。中学生たちは、MotherEarthProjectのメンバーなどと共にふるさと遠野の自然や伝統文化を、迫力ある吹奏楽と透き通った歌声、魂がみなぎる踊りで表現していました。訪れたおよそ300人の観客は、中学生たちの「ふるさと遠野共創曲」に、魅了された様子でした。なお、主催した遠野みらい創りカレッジでは、来年度も中学生をはじめ、さらに多くの市民を巻き込んで、この音楽祭を開催していきたいとしています。

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