2019年1月28日放送

遠野郷神楽共演会

遠野郷神楽共演会がきのう(27日、日曜日)、たかむろ水光園で開かれました。ことしで26回目となる神楽共演会は、各団体が舞を披露しあうことで切磋琢磨し、地域に伝わる芸能を伝承していこうと毎年、この時期に開かれています。会場では、およそ150人が訪れる中、遠野市内の11団体が参加し、「御神楽」や「三番叟の舞」といった全部で15演目の舞が披露されました。その中、宮守町達曽部地区の湧水神楽保存会は、八幡の由来を説明し、四方に矢を射て悪霊を祓う祈祷の舞、「八幡舞」を披露しました。また、大出早池峰神楽保存会では、附馬牛保育園の年長児、石橋健太朗君が、見事な「三番叟の舞」を披露し、会場を沸かせていました。平成元年から始まったという遠野郷神楽共演会ですが、平成最後となる共演会に訪れた人たちは、各参加団体による多彩な演目をしっかりと目に焼き付けていた様子でした。なお、遠野テレビでは、遠野郷神楽共演会の模様を前編、後編に分けて来月放送する予定となっています。

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