2019年1月22日放送

地域で子どもを育てる活動発表会

地域で子どもを育てる活動発表会が先週土曜日(19日)、あえりあ遠野で開かれました。この発表会は、ほかの地域や学校の実践事例を聞くことで、今後の活動の充実と改善に役立ててもらおうと、遠野市教育委員会と遠野市PTA連合会などが毎年、開いています。この日は、市内小中学校の教職員やPTAなどおよそ200人が集まりました。はじめに遠野市教育委員会から「遠野の子どもたちと地域の関わりについて」をテーマに情報が共有された後、土淵小学校PTAと鱒沢小学校PTAが実践事例を発表しました。実践事例では、子どもたちのためにPTA、学校、地域が協力して行った活動や、地域の伝統行事などについて発表されました。この後、鱒沢小学校の元校長で岩手県教育委員会生涯学習文化財課の佐藤公一さんが、「これからの学校と地域の連携・協働」と題し、講演しました。佐藤さんは、当時、鱒沢小学校での勤務で培った経験をもとに、地域の中での学校のあり方などについて話しました。また、これからの学校と地域の連携・協働を図っていく上で、大きな役割を果たすのが学校運営協議会と話し、その必要性について説明していました。この日、集まった人たちは、それぞれの地域の活動や成果などの実践事例発表や佐藤さんの講演を聞きながら、今後の取り組みへの参考にした様子でした。

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