2019年1月22日放送

文化財防火デー ふるさと村で消防訓練

今週26日(土曜日)の文化財防火デーを前に、おととい(20日・日曜日)遠野ふるさと村で文化財の消防訓練が実施されました。文化財防火デーは、昭和24年1月26日に法隆寺で発生した火災で金堂の壁画が焼けたことから、文化財を火災や震災から保護しようと昭和30年に国が定めました。おとといは、遠野ふるさと村の職員や遠野市消防団第4分団など67人が参加し、遠野ふるさと村の大工どんのかまどから出火したという想定で訓練が実施されました。消火器で初期消火をして重要物品を運び出した後、消防職員と消防団員が消防車から素早くホースを伸ばして放水しました。参加した人たちは、声を掛け合い、連携を取りながら訓練に臨み、いざという時に備えていました。訓練終了後、遠野消防署の菊池久人署長は、「それぞれ自分の役割、地域の役割の中でしっかりと行動していた」と講評しました。また、ことし市内で発生した火災でけが人が出ていることにも触れ、今後も地域みんなで火災予防に取り組んでいきたいと話していました。

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