2019年1月15日放送

小友町地域づくり推進大会

31回目となる小友町地域づくり推進大会が、先週土曜日(12日)小友地区センターで開かれました。この大会は、小友町の歴史、恵まれた自然・文化の保存や継承、また、市民協働の地域づくりの推進を図ろうと、小友町地域づくり連絡協議会が毎年開催しています。会場には、およそ100人が集る中、初めに、遠野西中学校に通う小友地区の生徒たちが「氷口御祝」を披露し、オープニングを飾りました。続いて、小友町の地域づくりに功績があった人や市内で開催されたスポーツ大会、文化部門に優秀な成績のあった小中学生の表彰に移り、地域づくり功労者として4人が、児童生徒の部では27個人・団体が表彰されました。そして、小友小学校の子ども語り部が昔話を披露し、推進大会に華を添えました。次に、小友町地域づくり連絡協議会の奥友正範会長が述べたあと、地域づくり功労者の吉田喜市さんが受賞者を代表してあいさつしました。このあと、地域づくりの手伝いで小友町に関わっているPサポ東北の事業部長、太田陽之さんが講演しました。小友町では、平成28年度に地区まちづくり計画が策定され、現在、お祭りチームや福祉チームなど5つのチームに分かれて、住民が交流する機会づくりや生活の困り事を助ける事業など、さまざまな実践活動を通して地域づくりに取り組んでいます。太田さんは、小友町の現在の取り組みや地域運営の仕組みなどについて話したあと、活動を共にする仲間づくりについて、共感を生むことが大事なポイントになると自身の考えを述べ、講演を締めくくっていました。集まった町民たちは、今後の地域づくりの参考にしていた様子でした。この日は、新年交賀会も開かれ、地域が活性化し発展することを祈念して乾杯し、懇談していました。

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