2019年1月14日放送

2019年成人を祝う会

きょう(14日・月曜日)は、成人の日です。総合福祉センターでは、成人を祝う会が開催されました。「障がい者のための成人式が遠野にもあればいいな」という一人のお母さんの声から生まれたこの成人を祝う会は、これまでの20年の思い出の写真や、緑峰高校で育てられたシクラメンが飾られるなど、手作りのぬくもりあふれる雰囲気の中開かれました。「はたちの集い」に参加できなかった障がい者のために、これまで慈しんで育ててくれた親や家族に感謝し、社会人として頑張ってほしいという思いをこめて、遠野市社会福祉協議会が主催しました。きょうは、新成人やその家族、遠野市手をつなぐ育成会などからおよそ70人が出席しました。ことしの新成人は、金濱一平さん、川又武士さん、熊谷知一さんの3人です。初めに、遠野市社会福祉協議会の臼井悦男会長が「障がいのある方もない方も、共に学び共に暮らしていく共生社会を目指して、輪を広めていきたい」とあいさつしました。続いて、臼井会長から3人に、記念品のフォトアルバムが贈られました。乾杯のあとには、手をつなぐ育成会が中心となって作った赤飯や豚汁などの料理を皆でテーブルを囲みながら食べ、出席者同士交流を深めていました。また、ジャンケン大会や、ギター製作者・小田島尚人さんによるミニコンサートも開かれ、3人の成人を祝っていました。最後に、新成人たちの母親に花束が贈られたあと、新成人の3人と家族が感謝の言葉を述べ、ことしの成人を祝う会は幕を閉じました。

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