2019年1月10日放送

遠野町地域婦人団体協議会 創立70周年記念式典

遠野町地域婦人団体協議会の創立70周年記念式典がきょう(10日・木曜日)、あえりあ遠野で行われました。遠野町地域婦人団体協議会は、昭和22年の戦後の混乱期に男女平等や女性参政権などを唱え創立されました。それ以降、遠野市民憲章の実践者として市勢の発展や市民福祉の向上などに努めてきたほか、特にも8年前の平成23年に発生した東日本大震災では、地域の女性として支援活動に積極的に取り組んできました。記念式典では、会員などおよそ100人が出席する中、遠野町地域婦人団体協議会の海老糸子会長が「地域との絆、女性同士の輪、世代を超えた繋がりを大切にしながら次の10年への飛躍を目指して活動をしていきたい」とあいさつしました。続いて、感謝状の贈呈では、会の活動に尽力してきたとして、遠野町内各地区の会員の代表や役員16人に対し、海老会長から一人ずつ感謝状が手渡されました。この後、記念講演に入り、講師として招かれた元岩手県地域婦人団体協議会長で現在は顧問を務めている瀬川智子さんがこれからの女性の活動のあり方などについて話しました。出席した人たちは、瀬川さんの講演を通じて、地域の女性として自分たちにできる活動とは何か、改めて感じさせられた様子でした。なお、遠野町地域婦人団体協議会では、10年前におよそ500人いた会員が現在は127人までに減少した今だからこそ、婦人会組織の重要性を再認識しながら活動していくということです。

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