2018年12月28日放送

特殊詐欺防止レター贈呈

市内から特殊詐欺被害を無くそうとする取り組み「特殊詐欺被害防止ダイレクトメール大作戦」の一環で、おととい(26日・水曜日)、遠野郵便局から遠野市防犯協会連合会と遠野警察署に年賀はがきが贈られました。去年から取り組まれている「特殊詐欺被害防止ダイレクトメール大作戦」は、現在、社会問題となっている特殊詐欺の被害を防止する啓発活動の一環として、遠野郵便局、遠野市防犯協会連合会、遠野警察署が連携し、注意を呼び掛ける年賀はがきを市内の全世帯に配布されます。配布される年賀はがきは、市内外52の企業、団体の協賛を得て作成され、そのはがきには特殊詐欺被害の防止を呼び掛けるイラストなどが印刷されています。おとといの贈呈式では、協賛企業、団体を代表して遠野車輛工業の佐々木定雄代表取締役社長から遠野市防犯協会連合会長を務める本田市長と遠野警察署生活安全課の市野川直樹課長にそれぞれ年賀はがき贈呈趣意書が手渡されました。遠野警察署によりますと、ことしに入って遠野市内での特殊詐欺の被害は、発生していないものの、県内では、先月末現在、22件、およそ7500万円の被害が出ているということです。受け取った本田市長と市野川課長は、この取り組みに感謝を示しつつ、「毎年、1月から3月に多発する傾向にある特殊詐欺の未然防止に効果が発揮されるのではないか」と、期待を寄せていました。なお、この年賀はがきは、来年の1月1日に市内の全世帯に配布されるということです。

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