2018年12月24日放送

消費者教育啓発講座

冬休み中、児童たちがインターネットトラブルなどに巻き込まれないための消費者教育啓発講座が先週金曜日(21日)、土淵児童クラブで開かれました。この講座は、小学生に多いインターネットトラブルなどの対策を知ってもらうことで、冬休み中、児童たちが安心して過ごせるようにと、遠野市消費生活センターが開きました。この日は、遠野市消費生活センターの相談員2人が土淵児童クラブを訪れ、2学期の終業式を終えたばかりの1年生から6年生までの児童32人に、インターネットの危険性について説明しました。この日、集まった児童32人中の21人は、家庭でパソコンやスマホなどを利用してゲームをしているといいます。そのことから相談員の2人は、小学生に多く見られるインターネットのトラブルとして、ワンクリック詐欺、無料オンラインゲーム、自己紹介サイトの3つを挙げ、安全に利用するための対策について説明していました。また、これからお正月を迎えるにあたり、お年玉をもらう機会が増えることから、計画的にお金が使えるようにとおこづかい帳のつけ方の練習も行われました。児童たちにとってこの日の講座は、普段、何気なく使っているパソコンやスマートフォン、ゲーム機などに潜む危険性を知る良い機会となった様子でした。なお、遠野市消費生活センターでは、万が一、トラブルに巻き込まれてしまった時は、一人で悩まず、できるだけ早めに相談してほしいと呼び掛けていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.