2018年12月20日放送

宮守町達曽部地区で市長と語ろう会

宮守町達曽部地区できのう(18日・火曜日)市長と語ろう会が開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。今年度の市長と語ろう会は、「小さな拠点づくりによるまちづくり」をテーマに、各地区のまちづくり計画の取り組み状況などについて意見交換が行われています。きのう開かれた達曽部地区では、31人が集まりました。その中で、緊急時通報システムの配置先拡充についての意見に本田市長は、「交通、通院、買い物弱者と呼ばれる人が増加する中、増えるニーズに予算が追いつかない状況にある。小さな拠点づくりは弱者対策の仕組みの一つで社会福祉協議会との連携にも取り組んでいる」と答えていたということです。また、危険空き家対策について聞かれると本田市長は、「市内の空き家は、調査結果からおよそ800軒となっているが、程度は大きく違う。危険建物は、行政代執行も考えなければならないが、利用可能な建物については移住の受皿としての活用も考えている」と答えていたということです。このほか、「老人クラブの活動に一括交付金を活用できないか」との意見に遠野市は、「各地区のまちづくり計画の中で自由に活用することができる。高齢者の活動に対する重点配分も可能なので、協議のうえ有効に活用いただきたい」と答えたということです。なお、この市長と語ろう会は、きょう(20日・木曜日)、鱒沢の老人憩いの家で開かれることになっています。

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