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2018年12月19日放送

上郷小学校の水質調査に感謝状

身近な上郷町の環境を守ろうと、長年、水生生物調査による水質調査を行ってきた上郷小学校に、きのう（１８日・火曜日）岩手県知事からの感謝状が伝達されました。上郷小学校の水生生物調査は、川に住んでいる水生生物の種類を調べることで、その川の水がどれくらいきれいなのかを知り、調査を通して環境保全意識を高めてもらおうと、岩手県の呼び掛けに応じて昭和６２年に初めて実施されました。通算２０回目となった今年度は、小学４年生の１２人が上郷町の足ヶ瀬駅付近を流れる早瀬川で調査を行いました。子どもたちは、きれいな水でしか見られないカワゲラなどの生物をたくさん見つけて地域の川がきれいなことを改めて知り、そのきれいな川を守っていこうと意識を高めたということです。こうした上郷小学校の長年の取り組みに対して、岩手県知事から感謝状と水生生物調査に使う用具が贈られました。伝達で訪れた花巻保健福祉環境センターの千葉潤センター所長は、「これからも調査を続けて豊かな自然を守って下さい」とメッセージを贈り、４年生の菊池璃子さんと菊池隼輔君に感謝状などを手渡していました。なお、今年度は、上郷小学校を含める県内６つの小学校が感謝状を受賞したということです。

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