2018年12月11日放送

市議会一般質問2日目

12月市議会定例会は、きょう(11日・火曜日)も一般質問が行われ、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、多田勉議員、菊池巳喜男議員、佐々木大三郎議員、瀧本孝一議員、新田勝見議員の5人が登壇し、林業振興対策や小規模でも強い農家の育成について市の考えを正しました。このうち、東北横断自動車道釜石秋田線の開通による交通量ついて、遠野インターチェンジが開通した3年前の平成27年度交通量調査では、遠野市内を経由する車両が開通前と比べて1日あたり、およそ5%減の1万4200台となっています。一方で、市のまちづくり指標では、平成26年度の年間商品販売額の目標値316億円だったのに対し、再来年度は325億円まで購買力が増加すると見込んでいるということです。本田市長は、「通過させない魅力のあるまちづくりを進めることが大きな課題。関係機関のほか周辺市町村ともネットワークを構築し、広域的な取り組みを図っていきたい」と答弁しました。このほか、国土強靭化対策に伴う市内の防災の取り組みについて、外部委託業者が市内の道路・河川・橋梁などの日常パトロールを実施しているほか、職員が現場に出動した際点検をしているということです。また、2年前の台風10号による小烏瀬川の氾濫などで被害を受けた場所については、順調に復旧工事が進んでいるということです。本田市長は、「日常のパトロールだけでなく、あらかじめ想定される気象状況によっては、しっかりと手立てを講じて安心・安全な環境を構築していく」と答弁しました。12月遠野市議会定例会の一般質問はきょうで終わり、あす(12日・水曜日)とあさって(13日・木曜日)は予算等審査特別委員会、そして、最終日の今週14日(金曜日)に本会議が開かれる予定です。

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