2018年12月3日放送

綾織町で健康講座

「綾織町第3区健康講座」が、先月(11日・日曜日)、綾織町の砂子沢コミュニティ消防センターで開催されました。その様子が届きましたのでお伝えします。「認知症」をテーマにしたこの日の講座には、綾織町民およそ40人が参加しました。中央診療所の山口淳所長が講師を務める中、認知症について「何より本人の意思が大事。本人が認知症で判断できない場合は、本人の意思を最も理解している人を中心として判断していくことが大事」「自分が判断できなくなったら、誰に決めてほしいか事前の意思表示が大事。できれば書面に書いて残しておくことが大事」と、参加者たちに伝えていたということです。参加した人からは「認知症になっても支え合って明るく安心して暮らせる地域を作っていきたい」「事前の意思表示が大事ということが分かった」などの感想のほか、さまざまな質問もあがっていたということです。このほか、山口所長からは、認知症と糖尿病の関係についてや、服薬時間になるとオルゴールの音でお知らせすることで薬の飲み忘れを防いでくれる機械「ふっくん」を無償で貸し出す「遠野市見守り機能付き服薬支援装置貸与事業」について紹介があったということです。

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