2018年12月3日放送

遠野地区で市長と語ろう会

遠野地区で先週金曜日(11月30日)、市長と語ろう会が開かれた様子が届きましたのでお伝えします。今年度の市長と語ろう会は、「小さな拠点づくりによるまちづくり」をテーマに、各地区のまちづくり計画の取り組み状況などについて意見交換が行われています。先週金曜日に開かれた遠野地区の市長と語ろう会には、22人が集まりました。遠野駅舎と民話通りのポケットパークは今後どうなるのかという質問に対し本田市長は、「JRは、最小限の規模の駅舎に建て替えを行うという意向であったが、市の働きかけや民間の市街地再開発の動きを理解いただき、市と一緒になって検討を進めていくことになった。慎重に進めなければならない大きなプロジェクトであるため検討を重ね、一定の方向性を見出していきたい」と答えたということです。また、小さな拠点をたくさん作り、拠点同士を融合させるようにできないかといった意見について本田市長は、「遠野の歴史的背景を踏まえながら、新たな光をあてていくことを遠野のまちづくりとして進めている。通過させない魅力のあるまちづくりを目指して、取り組みを進めたい」と答えたということです。ほかにも地域づくりは高齢者が中心となっており、地域だけでは担い手対策は難しい。市としての対応策はあるのかという質問に対し本田市長は、「自治会長や区長の負担を軽減する仕組みづくりを考えなければならない。小さな拠点事業は、安心安全、コミュニティを守る仕組みとして取り組みを進めているところである」と答えたということです。なお、次の市長と語ろう会は、今月18日・火曜日に宮守総合支所で午後6時30分から開かれることになっています。

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