2018年11月29日放送

一般国道340号 立丸峠工区 完工

遠野市と宮古市をつなぐ一般国道340号立丸峠工区が全線開通し、きょう(29日・木曜日)完工式が行われました。きょうの完工式には、本田市長や宮古市の山本正コ市長のほか工事関係者などが出席し、初めに、達増拓也岩手県知事が式辞を述べました。続いて、本田市長と山本市長が、三陸沿岸地域の復興への思いなどを述べ、災害に強い道路ネットワークの完成を喜びました。そして最後にテープカットをして全線開通を祝いました。立丸峠工区は、道幅が狭く、急カーブ・急こう配が連続する交通の難所だったことから、安全で円滑な交通の確保を図るため平成24年度から総事業費およそ97億円をかけて長さ5.21kmの道路の整備を進めてきました。先月、長さおよそ1.8kmの立丸第一トンネルを含む3.26kmの大峠工区の整備が完了したことにより、立丸峠工区が全線開通しました。全線開通したことにより、遠野市と宮古市の間で距離は4km時間は6分ほどの短縮が図られます。また、救援・物資輸送などの緊急輸送道路としての役割が強化されるほかトンネル整備により、冬期間の交通環境が改善されるということです。

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