2018年11月28日放送

土淵町で市長と語ろう会

土淵町できのう(27日・火曜日)、市長と語ろう会が開かれた様子が届きましたのでお伝えします。今年度の市長と語ろう会は、「小さな拠点づくりによるまちづくり」をテーマに、各地区のまちづくり計画の取り組み状況などについて意見交換が行われています。きのう開かれた土淵町では、31人が集まりました。遠野みらい創りカレッジに計画されているレストラン整備の進捗状況について市では「現在、設計が終わり、12月半ばには工事契約、年度内には完成するスケジュールで進めている」と答えたということです。おととし発生した台風10号により橋が崩壊し集落が孤立したことから、集落に無線などの配備ができないかという要望について本田市長は、「現在、ベストミックスという考えのもと無線、IP告知電話、メール、テレビによって情報を受け取れる環境整備を進めている。今あるネットワークを活用し、台風10号の教訓も活かす考えである」と答えたということです。ほかに、山間の集落は、農業をしながら山で暮らせる希望が無くなってきているが、支援策はないかといった質問に対し本田市長は「地方は農地を守り、山を守る重要な役割を担っている」。「地方の役割を国にも訴えていきたい」と答えたということです。なお、次の市長と語ろう会は、あさって金曜日(30日)、あえりあ遠野で午後6時30分から開かれることになっています。

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