2018年11月28日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきのう(27日・火曜日)開かれ、今年度の遠野市一般会計補正予算案の概要などについて発表がありました。本田市長は、来月12月4日に遠野市議会定例会に提出する一般会計補正予算案の概要について、補正予算額を歳入歳出にそれぞれおよそ2億5776万円を追加し、予算総額をおよそ187億4971万円とすることを発表しました。このうち、ラグビーワールドカップ開催や外国人観光客の受け入れなどにともなう遠野市観光協会ホームページ多言語化推進のためのインバウンド対策強化事業費に2000万円。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたホストタウン会場B面改修整備事業費におよそ344万円。外国人技能実習生受入企業支援事業費に50万円などとなっています。このほか、遠野市景観資源の保全と再生可能エネルギーの活用との調和に関する条例に基づく審議会からの答申が、先週22日付けで提出されたことが発表されました。これは、遠野市を事業地とする再生可能エネルギー事業の太陽光発電3件と風力発電1件のあわせて4件について、その事業の適正性を審議会に諮問していたものです。答申の概要については、景観資源への配慮、住民の同意について十分な指導を行うことの他、災害発生防止策の検討、事業終了時の設備の撤去および処分についての計画を提出するよう指導を行うこととされています。これに加え、本田市長は、「遠野市の貴重な景観資源を守り次の世代に継承するため、今後も再生可能エネルギー事業に対しては条例に基づき、慎重かつ適切に対応してまいります」などのコメントを発表しました。

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