2018年11月27日放送

東北復興応援 岩手剣道錬成会

「東北復興応援岩手剣道錬成会」が先週金曜日(23日)と土曜日(24日)の2日間市民体育館で開かれ、市内で剣道に励む子どもなどが日本のトップ選手たちと一緒に稽古で汗を流しました。この交流会は、剣道を通じて子どもたちの視野を広げ、他の地域の小中高生や社会人の相互交流と技術向上を図ることを目的に遠野みらい創りカレッジなどが開いているもので、今回で4回目です。また、今年度は、東北の復興を応援している日本経済団体連合会の支援を受けて開催されました。初日となった先週金曜日は、市内のスポーツ少年団や中学生、顧問の先生、近隣の中学校からは陸前高田東中学校の剣道部などおよそ135人が、富士ゼロックス剣道部に所属する選手18人と稽古に励みました。富士ゼロックス剣道部は、ことし9月の全日本実業団剣道大会では見事日本一に輝き、メンバーの一人が最優秀選手に選ばれるなど、国内トップクラスの実業団チームとして知られています。稽古が始まると、準備運動で身体を温めた参加者たちは、選手から指導を受けながら素振りや切り返しの練習など基本稽古を行いました。このあと、これまでの稽古で学んだことを踏まえ地稽古が行われました。参加者は、トップレベルの選手たちと剣を交えながらさらに自分の技を磨こうと真剣な表情で稽古に打ち込んでいました。およそ1時間半の稽古を終えると、参加した子どもたちから指導した選手や遠野みらい創りカレッジのスタッフに、手書きのメッセージとホップ和紙のしおりがサプライズでプレゼントされ、心のこもったプレゼントに嬉しそうな表情を浮かべていました。なお、交流会の2日目は、県内の高校生や岩手県警察剣道特別訓練部などおよそ145人が参加し、錬成試合などが行われたということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.