2018年11月26日放送

明日の遠野の環境を考えるフォーラム2018

「明日の遠野の環境を考えるフォーラム2018」が、先週金曜日(23日)あえりあ遠野で開催されました。このフォーラムは、遠野の豊かな環境を守るために市民の理解を深め、環境保全に対する意識を高めてもらおうと、環境フロンティア遠野が開き、会員のほか、環境問題に関心を持つ市民などおよそ80人が参加しました。初めに、各種表彰が行われました。「平成30年度市内小中学校環境に関する標語等コンクール」の表彰では、今年度、標語に108点、ポスターに34点の応募があり、その中から、各部門で最優秀賞を受賞した4人に賞状が贈られました。「環境フロンティア遠野写真コンテスト」の表彰では、93点の応募があった中、最優秀賞を受賞した浦田優子さんに賞状が贈られました。また、市内で環境保全活動などを行い、その推進に顕著な功績のあった団体・個人に贈られる遠野市環境保全活動等表彰では、4つの団体が表彰を受けました。続いての基調講演では、緑峰高校生産技術科3年草花研究班が、日本学校農業クラブ全国大会で優秀賞を受賞したプロジェクト発表と、ことし8月のオーストラリア環境研修の報告をしました。今年度、強靱なホップ和紙の開発に成功した生徒たちは、一番の成果として、ホップ和紙で作った「ちゃんちゃんこ」や「ドレス」を披露し、参加者からは、称賛の声が上がっていました。続いて、遠野中学校2年の菊池華歩さんと、市総務企画部の箱山大樹さんが、活動事例発表をしました。会場に集まった人たちは、「永遠の日本のふるさと遠野」の環境を守り、育むため、自分たちが取り組むべきことについて改めて考えていた様子でした。

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