2018年11月26日放送

社会福祉法人睦会設立 遠野コロニー開所40周年記念式典

社会福祉法人睦会の設立と睦会が運営する遠野コロニーが開所してことしで40周年を迎え、きのう(25日、日曜日)、記念式典が開かれました。社会福祉法人睦会は、昭和52年9月に設立の認可を受け、翌、昭和53年4月に県内2番目となる身体障害者授産施設遠野コロニーを開所し、ことし40年の節目を迎えました。現在は、入所30人、通所15人の利用者が、印刷事業をメインにクリーニング事業や軍手製造など職業訓練に励んでいます。きのうの記念式典では、はじめに遠野コロニーが開所してから長年、交流を続けてきた附馬牛小学校の3年生から6年生までの児童たちがお祝いに駆け付け、歌をプレゼントしました。この後、新里佳子理事長は、「40年に渡って地域に溶け込みながら利用者の安心安全を第一に考え取り組んできました。今後も睦会並びに遠野コロニーに対しご支援と協力をお願いします」と式辞を述べました。続いて、表彰に入り、施設や利用者の発展に尽くした4個人と2団体に感謝状が、また、自立に向けて日々努力し就職を成し遂げた2人に特別表彰が贈られました。さらに式典の中で、法人設立40周年を記念して募集した睦会の新しいロゴマークの発表も行われました。そして、式典の終りに感謝状の表彰を受けた岩手アパレル専務取締役の阿部哲也さんが、受賞者を代表してあいさつしました。会場となったあえりあ遠野のホワイエには、睦会が歩んできたパネルの展示や利用者が手作りした作品などが飾られ、40周年の節目に華を添えていました。なお、睦会では、今後も関係各機関と連携を図りながら、福祉のまち遠野の一翼を担うべく一生懸命、努力していくということです。

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