2018年11月26日放送

遠野ふゆ物語 遠野どべっこ祭り始まる

遠野の冬の風物詩「遠野どべっこ祭り」が、先週土曜日(24日)から始まりました。来年3月まで開催される冬の観光イベント「遠野ふゆ物語」は、見て、聴いて、飲んで、食べて、遊んで、遠野の冬を満喫できるイベントが目白押しとなっています。この「遠野ふゆ物語」の一つである「遠野どべっこ祭り」は、昔ながらの曲り家の囲炉裏端で、ふるさと村で作られる「どぶろく」などとともに、郷土料理と遠野郷に伝わる郷土芸能を楽しめるイベントで、遠野の冬の風物詩となっています。初日となった先週土曜日、遠野ふゆ物語のオープニングセレモニーで、主催した遠野市観光推進協議会の会長を務める本田市長が「きょうから始まるふゆ物語を充実したものにしたい」とあいさつしたあと、餅つきが行われました。餅つきのあとは、いよいよ「どべっこ祭り」のスタートです。この日は、遠野ふるさと村オリジナルの生どぶろくが特別に用意され、訪れた人たちは、ことしのどぶろくの味に満足そうな笑顔を浮かべていました。そして、今週29日・木曜日に立丸峠工区が開通し、海と近くなることを記念して用意された三陸産のサンマを使った揚げ物のほか、遠野産ヤマメの甘露煮、県産の鴨肉を使ったひっつみなど、地元の食材をふんだんに使った郷土料理が用意され、市内外から訪れたおよそ90人は舌鼓を打っていました。また、この日は、カッパおじさんによるトークショーや、大出早池峰神楽による舞が披露され、訪れた人たちは、遠野の郷土芸能に酔いしれていました。遠野どべっこ祭りは、来年3月まで開催される予定となっています。

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