2018年11月23日放送

秋の叙勲 瑞宝双光章 受章報告

秋の叙勲で教育功労者に贈られる瑞宝双光章を受章した市民が、きのう(22日・木曜日)とぴあ庁舎を訪れ、本田市長に受章を報告しました。瑞宝双光章を受章したのは、上組町の藤澤俊明さんです。報告には、妻の多紀子さんも一緒に出席しました。藤澤さんは、昭和46年4月に遠野北小学校に赴任して以降、遠野北小学校や遠野中学校の校長を務めるなど、平成20年3月までの37年間、学校教育の向上と発展に尽力してきました。また、平成21年11月には遠野市教育委員会教育長に就任し、おととしの3月までおよそ6年4カ月、学校教育や社会教育の発展と充実に貢献してきました。その中で、平成22年8月には、「遠野市立中学校再編成計画」を策定し、およそ3年後に遠野東中学校、遠野中学校、遠野西中学校を新設した他、市内小中学校の学校施設の整備に力を尽くすなど、さまざまな功績を残しました。藤澤さんは、先週月曜日(12日)に都内の東京国際フォーラムで伝達を受け、皇居宮殿で天皇陛下に拝謁してきたことを話しながら、本田市長に受章を報告しました。本田市長は、これまでの感謝の気持ちを述べながら今回の受章を祝福し、「これからもまだまだ遠野の教育のためにご指導をいただきたい」と伝えていました。なお、瑞宝双光章の受章について、遠野市教育委員会によりますと、平成15年以降、教育関係での受章は春の叙勲を合わせて藤澤さんが6人目で、平成24年以降6年ぶりの受章ということです。また、きのうは、藤澤さんから遠野市に、学校教育の一助になればと現金15万円が寄付されました。本田市長は、「貴重なご奉仕をいただいた。しっかりと受け止め子育てや教育環境の充実のために大事に活用させていただきます」と感謝の言葉を述べていました。

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