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2018年11月20日放送

人権教室

人間が人間らしく幸せに生きていくための権利、「人権」について考える教室が先週金曜日（１６日）、遠野西中学校で開かれました。この教室は、互いに思いやる気持ちや命の大切さについて理解を深めてもらおうと、花巻人権擁護委員協議会遠野連絡会が、市内の小中学校や児童館、児童クラブで開いています。この日は、遠野西中学校の１年生３８人を対象に開かれ、初めに人権擁護委員の中浜清輝さんが人権擁護委員の活動紹介や９年前の平成２１年に子どもの権利条約として県内で初めて制定された遠野市わらすっこ条例、そして、人間が人間らしく幸せに生きていくための権利、「人権」についてわかりやすく説明しました。また、遠野西中学校では、平成２８年度から学校全体でいじめを無くす活動、「いじめ撲滅プロジェクト」に取り組んでいます。そのことから教室では、「いじめ」をテーマにした中学生人権作文コンテスト岩手県大会で入賞した、いじめの加害者がいじめに加担したことを後悔し、いじめに対する考えを改めた内容の作文の朗読も行われていました。生徒たちは、この日の教室を通じて改めて相手を思いやる気持ちや命の大切さ、さらに学校全体でいじめを無くしていこうとする思いも強くしたようでした。なお、この人権教室は、来週２１日に綾織小学校でも開かれる予定となっています。

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