2018年11月12日放送

遠野ユネスコ協会ESD出前授業

持続可能な開発のための教育ESD出前授業が先週木曜日(8日)、上郷小学校で開かれました。遠野ユネスコ協会では、ESDの理解普及に取り組もうと市内の小中学校で出前授業を実施しています。先週は、上郷小学校4・5年生の総合的な学習の時間を活用して出前授業が開かれ、ESD推進専門部会長の藤井洋治さんが講師を務めました。藤井さんは、フィリピンで10歳ほどの子どもが学校に行きたくても行けず働かなくてはならない環境であることや学校に行ける幸せなどを伝えていました。また、授業の途中、現地で天秤棒を使いながらバナナを運ぶ重さと同じ状態を児童たちが体験する場面もありました。児童たちは、同じ世代の子どもたちと生活環境がどのように違うか藤井さんの話を興味深く聞き取っていました。なお、遠野ユネスコ協会では、今年度青笹小学校と遠野東中学校でも出前授業を予定しています。

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