2018年11月12日放送

みちのくALERT2018

自衛隊が東北地区全域を対象として実施する「みちのくALAERT2018」がおととい(10日・土曜日)、遠野市内でも行われました。みちのくALERT2018は、災害発生時における実動訓練を実施することにより災害対応能力の向上を図ることを目的に先週9日からきのう11日まで行われました。遠野市内では、おととい、遠野市と関係機関が参加する実動訓練が遠野運動公園や早瀬川緑地公園などを会場に実施されました。応急仮設道路設置訓練は、市道が通行不能で集落が孤立状態となったことから河川に橋梁を架け渡すことで車両が通行可能になることを想定した内容です。生活医療支援訓練では、野外入浴施設による装備の展示や遠野市婦人消防協力隊による炊き出しなどが行われました。林野火災消火連携訓練では、市内の市有林で林野火災が発生したことを想定し、この日は、遠野第二ダムでバケツに水を入れ、市有林に向かう内容で行われました。このほか遠野市婦人消防協力隊による炊き出し訓練も実施されました。この日の訓練は、一般公開された中およそ500人が会場を訪れ、いざという時、自衛隊がどのように活動を展開するか確認していました。遠野市内では、4年ぶりにみちのくALERTの訓練が実施されましたが市では「今後も自衛隊、岩手県、防災関係機関そして水平連携としての友好都市や協定の締結先と緊密な連携のもと防災、減災に取り組んでいく」としています。

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