2018年11月9日放送

遠野ふるさと公社 設立30周年記念式典

遠野ふるさと公社の設立30周年記念式典が、きのう(8日・木曜日)JAとおのライフサービス生活センターで行われました。初めに、遠野ふるさと公社の設立30周年記念式典に合わせて勤続表彰が行われました。勤続25年以上では、遠野ふるさと公社の主幹を務める佐藤正雄さんやたかむろ水光園の支配人を務める鈴木充さん、事務局長を務める佐々木育代さんの3人の他、20年以上では6人、10年以上では9人がそれぞれ表彰され、理事長を務める本田市長から表彰状が贈られました。代表者謝辞では、佐藤正雄さんが「地域の発展のため微力ながら自らの仕事に精励していきます」と述べ、今後の決意を新たにしていました。記念式典には、歴代役員や職員、取引業者などおよそ210人が出席し、遠野ふるさと公社の設立30周年を祝いました。遠野ふるさと公社は、昭和59年、遠野の豊富な素材と資源を活用し地域的独自性を活かした特産品の開発や流通の拡大、観光客の誘導を図ることなどを目的に、遠野市、遠野商工会、遠野市農業協同組合の3者で任意団体として設立され、昭和63年に法人化されました。これまで、「やまめの一夜干(いちやぼ)し」や「行者(ぎょうじゃ)にんにくラーメン」などの地域特産を取り入れた新たな商品開発、伝承園を始めとする施設の充実、「いわて活菜横丁(かっさいよこちょう)結(ゆ)いの市(いち)」の出店など地域活性化の一翼を担ってきました。式典では、遠野ふるさと公社のこれまでをスライドで振り返ったあと、本田市長が式辞を述べました。続いて、長年、ふるさと公社の理事などを務めた歴代役員3人に対する表彰と、各施設での環境整備などで長年尽力してきた人に対する感謝状の贈呈が行われました。感謝状の贈呈では、遠野ふるさと村の開村以来曲り家で馬の管理を毎日継続している遠野市畜産振興公社や訪れた来村者へのもてなしに尽力してきた附馬牛町地域婦人団体協議会など4団体、伝承園での伝承行事の普及と環境整備に尽力した人など3個人が表彰を受けました。式典のあとの祝賀会では、乾杯したあと各施設の支配人などからこれまでの感謝や抱負などが語られ、出席した人たちの声援を受けながら温かな雰囲気の中締めくくられていました。

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