2018年11月6日放送

「市長と語ろう会」始まる

市長が地域課題などについて市民から直接、意見や提言を聞く、市長と語ろう会がきのう(5日・月曜日)から上郷地区センターを皮切りに始まりました。今年度の市長と語ろう会は、テーマを「小さな拠点づくりによるまちづくり」とし、来月12月20日までの予定で順次、市内11地区の各地区センターなどを会場に開催されます。きのうは、市内のトップを切って上郷地区センターで開かれ、上郷町民35人が集まる中、初めに本田市長が、「地域ならではの意見や提言、要望を聞き、市の幹部職員と連携を図りながらしっかりと応えていきたい」とあいさつしました。続いて、市の担当部長などから小さな拠点による地域づくりや平成28年度に策定された上郷町地域づくり計画書について説明がありました。この内、上郷町地域づくり計画書は、急速に進む少子高齢化、人口減少社会の中で持続可能な地域コミュニティの実現を図るための指針となるべく策定されたものです。3年目に入った今年度は、この計画書に基づき、検診受診タクシー運行サービス事業や交通弱者買物支援事業など全部で15の事業に取り組み、上郷町独自の地域づくりを実践していることが報告されていました。この後、懇談に入り集まった町民からは、「旧上郷中学校の利活用策の進ちょく状況はどうなっているのか」といった質問や「地区センターでも住民票や戸籍謄本などを交付できるようにしてほしい」といった要望。さらには、「地域づくりを進めていく上で町民だけの力では限度があるので、ノウハウのある人材を配置してはどうか」といった提言も出されていました。なお、市では、市長と語ろう会で出された意見や提言、要望などは、今後の市政運営に生かすとともに今年度中をめどに提言集としてまとめ各地区センターを通じて市民に回答するということです。

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