2018年11月6日放送

11月は児童虐待防止推進月間

児童虐待・女性に対する暴力のない地域づくりを目指そうと、きのう(5日・月曜日)ショッピングセンターとぴあで啓発活動が行われました。今月は、児童虐待防止推進月間、また、女性に対する暴力をなくす運動期間となっています。これにあわせて、きのうは、児童虐待および女性に対する暴力のない地域づくりを目指し、地域の人たちの理解や意識の啓発を図ろうと、県と市の職員たちが、ショッピングセンターとぴあを訪れる人たちに、オレンジリボンが同封されたティッシュなどを配りました。オレンジリボンは「子ども虐待のない社会の実現」を目指すシンボルマークで、オレンジ色は、子どもたちの明るい未来を表しているということです。県によりますと、昨年度・平成29年度の県内での児童虐待相談件数は1087件で、県全体で増加傾向にあるということです。また、市によりますと、昨年度、市内での児童虐待相談件数は24件で、平成28年度に比べて減ったものの、例年25件から35件程度相談があるということです。職員たちは、「虐待かなと思ったら、匿名でかまわないので、迷わずすぐに、市役所や児童相談所の全国共通ダイヤル189(いちはやく)に電話をお願いします」と、地域全体での子どもたちの見守りに協力を呼びかけていました。また「しつけなのか虐待なのか分からない」「近くに子育てに悩んでいる人がいる」などの相談も受付けているということです。

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