2018年11月5日放送

緑峰高校創立70周年記念式典

緑峰高校が今年度、創立70周年を迎え、先週金曜日(2日)記念式典が行われました。この日は、全校生徒151人のほか、同窓会やPTAなどおよそ250人が出席しました。初めに、菊池勇校長が式辞の中で、これまでの歩みを振り返りました。緑峰高校は、70年前の昭和23年5月2日に、県立遠野第一高等学校土淵分校として開校しました。その後、平成2年に情報処理科を新設、校名も現在の緑峰高校となり、6000人を超える卒業生を輩出しています。菊池校長は、「輝かしい成果を積み重ねてくることができた背景には、生徒・教職員の頑張りはもちろんのこと、地域の皆さまから寄せられた物心両面に渡る熱い支援があったからこそ」と、感謝の気持ちを述べていました。続いて、創立70周年記念事業実行委員会の菊池由紀夫実行委員長があいさつしたあと、歴代の校長・PTA会長、そして、同窓会長を歴任した人など15人に対して、感謝状が贈られました。記念式典の最後には、生徒を代表して岩間瑞季さんがあいさつしました。続いて開かれた記念講演会では、岩手大学長特別補佐特任教授の小野寺純治さんが、「これからの働き方・暮らし方を考えよう〜ミレニアル世代の君たちへ〜」を演題に、これからの社会が大きく変わろうとしていることを、生徒たちに分かりやすく伝えました。生徒たちは、全国には、地域の特色を生かして盛り上げている地域がたくさんあり、遠野にも、地域を盛り上げる要素がたくさんあることを聞き、自分たちにできることについて考えを巡らせていた様子でした。

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