2018年11月2日放送

除雪機械出動式

本格的な冬の到来を前に除雪機械の安全祈願式と出動式がきょう(2日・金曜日)宮守防災ステーションで行われました。岩手河川国道事務所花巻国道出張所では、7台の除雪機械を使用して東北横断自動車道釜石秋田線の遠野ICから東和ICまでの33.6kmの区間で除雪や凍結防止剤の散布といった作業をします。きょうは、安全祈願式と出動式が行われ岩手河川国道事務所の職員や除雪作業を請け負う業者などおよそ50人が出席し、初めに、除雪トラックを清めて今シーズンの作業の安全を祈願しました。続いて、出動式が行われ、岩手河川国道事務所の佐近裕之所長が、「厳しい環境の中での作業になりますが、健康管理を第一に安全を優先して除雪していただきたい」とあいさつしました。そして、除雪オペレーターの代表者が安全宣言をした後、鱒沢保育園の園児が「よろしくお願いします」と除雪オペレーターに鍵を引き渡し、小友小学校と鱒沢小学校の児童が出動の合図を出しました。この後、除雪学習会が開かれ、子どもたちは実際に凍結防止剤を氷に乗せて、どのように溶けていくのかを体験したり、除雪機械やパトカーに乗ったりと普段はできない体験に目を輝かせていました。なお、除雪機械は積雪3cmを目安に除雪作業にあたり、冬の高速道路の安全を守るということです。

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