2018年11月1日放送

遠野市内事業所の商品 岩手県知事賞

市内事業所の商品がいわて特産品コンクールで岩手県知事賞を受賞し、きのう(31日・水曜日)盛岡市内のホテルで表彰式が行われました。いわて特産品コンクールは、新しい特産品の開発や事業者の意欲向上、県内外への販路拡大の支援を目的に昭和48年から開かれ、46回目の今回、県内の食品や工芸品147のアイテムが出品されました。このうち、食品部門では、岩手町や紫波町などの事業所から6つのアイテムが受賞し、中でも、遠野市内から出品された上郷町にある遠野味噌醤油の「青なんばん一本漬」が食品部門でトップとなる岩手県知事賞を受賞しました。「青なんばん一本漬」は、一人でも多くの人に手にとって食べてほしいという願いから去年開発が進められことし8月に完成した商品で、パッケージの目玉をつけた青なんばんの可愛らしいデザインと少量パックで食べやすいのが特徴となっています。今回の受賞は、県内で作られ1年以内に開発されたアイテムであるかなどの審査基準に基づき、本物の味を生かして加工しているところやユニークなデザインが高い評価を受けたポイントになったということです。また、このコンクールで岩手県知事賞を受賞するのは、遠野市内で今回が初めてということです。表彰式には、「青なんばん一本漬」を考案した池上悦子会長が出席し、達増拓也岩手県知事に代わって県商工労働観光部・佐藤一男副部長から池上会長に表彰状と記念の盾が贈られました。なお、今回受賞した「青なんばん一本漬」ついて、今後、県内での販促活動や県外のアンテナショップでのテスト販売などが行われることになっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.