2018年10月30日放送

遠野市乗用1歳馬管理共励会

遠野市乗用1歳馬管理共励会がきのう(29日、月曜日)、遠野馬の里の覆馬場で開催されました。この管理共励会は、生産者が育ててきた馬の管理技術の成果を競おうと、遠野市乗用馬生産組合が毎年、遠野市乗用馬市場の前日に開催しています。きのうは、去年より5頭少ない遠野産の1歳馬10頭が出品され、日本馬事協会や日本中央競馬会などの役員5人が審査しました。審査では、馬の成長具合や体格、調教状態などが採点され順位がつけられます。審査員たちは、筋肉がバランスよくついているか、並み足や駆け足の動作などを見ながら出品された馬の状態を確認していました。10頭から6頭に絞られた最終審査の結果、ことしの管理共励会の1等賞には、小友町の谷渕隆朗さんが生産した雌の馬、「キキマユ」号が選ばれました。インタビュー(2人)生産者たちは、この管理共励会を通じて互いの管理技術の成果を称えながら、遠野産馬の資質向上に意欲を高めた様子でした。なお、1等賞の「キキマユ」号はきょうの午後に行われた遠野市乗用馬市場で、最高額での落札となっています。ただし、全体では上場した29頭中半数以上となる18頭が生産者の希望額に届かない厳しい状況となりました。詳しくはあすのこの時間にお届けします。

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