2018年10月26日放送

遠野小学校全校表現活動「遠野の里の物語」

市内9つの小学校で、先週土曜日(20日)学習発表会が開かれ、児童たちが、日頃の練習の成果を発揮していました。このうち、遠野小学校では、全校表現活動「遠野の里の物語」を、市民センター大ホールを会場に保護者や一般の人に披露しました。「遠野の里の物語」は、音楽・体育・国語の授業の中で身についた知識や、技能として磨かれてきたものなどを総合的・発展的に学習させる場として昭和57年度から続いていて、およそ50分間で「遠野お山節」「カッパ・万吉じさま」「五百羅漢・おしらさま」を踊りや歌・楽器で表現します。音楽は、千葉県の歌手・作詞作曲家の故・高岡良樹さんが昭和55年に作った「歌物語遠野物語」が元となっていて、振り付けは、当時の教師たちによって考えられたということです。この日は、高岡さんの娘であり、「歌物語遠野物語」を受け継ぎ音楽活動をしている潮見佳世乃さんが、児童たちの発表を見に遠野を訪れていました。市民センター大ホールでの公演となったことしは、遠野の文化を新しい切り口で発信している「to knowプロジェクト」などと連携しながら、「みんなで築くふるさと遠野推進事業補助金」を活用して行われました。児童たちは、大ホールのステージを目一杯使いながら、「自分が主役」という気持ちで全校一丸となって遠野物語を表現し、会場からは、盛大な拍手が送られていました。

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