2018年10月24日放送

市民健康講座

ことしで15回目となる市民健康講座が今週日曜日にあえりあ遠野交流ホールで開かれました。この講座は、市民の疾病予防や健康増進を目的に、遠野市医師会が遠野市と協同して毎年実施しています。この日は、筑波大学大学院でスポーツ医学を専攻している久野譜也教授を招き、「一人一人が健幸になるための秘訣」と題した講演が行われました。久野教授は「歩く・筋力トレーニング・食事のどれかだけ試すのでは意味がない」「三位一体となって初めて効果に表れる」と話すと、参加した人たちはメモを取るなどして真剣に聞き入っていました。また久野教授は講演で、「多くの人たちが健康になってほしい、また、そのようなまちづくりをしていってほしい」と話していました。講演の最後には、久野教授と参加者全員で筋肉量の減少を防ぐのに効果があるというスクワットを試し、ことしの市民健康講座が終了となりました。また、この講演終了後には、市が実施している健幸ポイント事業の一環で、市民の運動量の増加と歩く人をよく見かける街づくりを目的に開催した「歩数対決イベント」の表彰式が行われました。そして、健幸ポイント事業の会員の中で、2週間の平均歩数が8000歩以上だった会員に対し抽選が行われ、当選した10人に賞品が贈られました。市では、今後も市民が健康づくりに対する意欲を高められるように、いろいろな事業を考えていくとしています。

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