2018年10月23日放送

遠野産「大槌復興米」稲刈り

ことし5月に植えられた大槌復興米の稲刈りイベントが、先週土曜日(20日)綾織町で行われました。大槌復興米は、東日本大震災で被災した大槌町の民家跡に3株だけ育った「奇跡の米」で、遠野まごころネットが震災を風化させないようにと、震災の翌年から生産を始めました。JR東日本盛岡支社では、大槌復興米の販路拡大を支援するとともに、遠野市・キリンビールと連携・協力して遠野の地域活性化を推進しようと、ことし5月に大槌復興米の田植えイベントを開催しました。そして、先週土曜日には稲刈りイベントが行われ、本田市長やキリンビールの関係者のほか綾織小学校と緑峰高校の児童・生徒などが黄金色に実った大槌復興米を手作業で刈り取りました。なお、今回収穫された大槌復興米は、青笹町の上閉伊酒造が今後製造するオリジナルのライスビールに使われるということです。このライスビールは来年の1月頃から仕込みを始め、春頃に数量限定で発売される予定となっています。

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