2018年10月5日放送

認知症サポーター養成講座

認知症サポーター養成講座がおととい(3日・水曜日)緑峰高校で開かれました。この講座は、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族に対して温かい目で見守る「応援者」を地域で育てようと、今回、緑峰高校の1年生を対象に開かれました。初めに、地域包括支援センターの菅田大輝さんから、認知症の症状や治療法などについて説明がありました。この中で、認知症の人への対応について「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」の3つの心得や基本的な7つのポイントも紹介され、生徒たちは、認知症について理解を深めていました。このあと、グループワークが行われ、認知症の症状は接し方や環境によって変わることがあることから高齢者とどのように接していくかなどについて意見を出し合い、発表しました。生徒たちからは、優しい口調で話すことや常に笑顔でいることなどさまざまな意見が挙げられていました。緑峰高校でこの講座が開かれたのは今回が3回目で、全学年が受講したことになります。生徒たちには、認知症サポーターの証としてオレンジリングが渡されました。なお、認知症サポーター養成講座の開催要望は、随時、受け付けているということです。詳しくは、地域包括支援センターまでお願いします。

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